5年生のページ
春の遠足

5年生になってすぐ,学校から約5q離れた草津という町に遠足に出かけました。
途中,昔の人々の生活のあとをたどり,その当時の人々のくらしを想像したりしながら歩きました。
歩く距離が長かったので最後まで歩き通せるかどうか,ちょっと心配もしたけれど,みんなでおしゃべりをしたり,しりとりをしたりして歩ききりました。
「さすが5年生だね」と先生にもほめてもらって,6月の野外活動がとても楽しみになりました。

春の遠足

野外活動が近づいたある日,班のチームワークを高めるために鈴が峰登山に出かけました。
はじめに先生に途中で出会った人に挨拶をすること,すれ違うときは登りの人を優先することなどを教えてもらいました。すでにたくさんの人が登っておられて,「がんばれよ」「頂上は景色がいいぞ」などと声をかけていただきました。おかげで急な上り坂も楽々と登ることができました。
すばらしいお天気にも恵まれ,頂上からのながめは想像以上でした。その上ラーメンを一口ごちそうになったり,お気に入りのタオルを拾っていただいたりして,思い出いっぱいの登山になりました。
そんな登山だったので,知らず知らずのうちに班の友だちと協力することも自然にできたように思います。

春の遠足

6月19日から21日まで,野外活動に行きました。梅雨の最中にもかかわらず雨もほとんど降りませんでした。鈴が峰登山といい,野外活動といい,どうやらとても幸運に恵まれているようです。
この野外活動には「やる気+気合いと根性」というスローガンを決めていました。その言葉通り,班の友だちと力を合わせ,知恵を出し合い,野外炊飯のおかずが焦げても,テントの片付けチェックがどんなに厳しくても,最後まであきらめずにやり遂げることができました。
3日間,自分たちの力で野外活動を進め,友達と信頼し合うことがどんなに大切かを知り,5年生としてまた少し成長したのではないかと思いました。

春の遠足

私たちの学校では「世界の命=広島の心」「夾竹桃の子守歌」という歌を5・6年生と市民合唱団の方々とで歌い続けています。今年は私たち5年生がこれまでの先輩に引き続いてそのつながりの一員になりました。
「夾竹桃の子守歌」の作詞者,石井みちこさんに,たった7才で短い人生を終えなければならなかった同級生の話を聞きました。悲惨な出来事だからこそ,恐ろしい言葉ではなく,美しい詩にしたかったと石井さんはおっしゃいまいした。
「白い砂にまみれて 今も七つのまま」
歌の中で3回繰り返させるこの言葉の意味をかみしめながら,ヒロシマの子どもとして,一生懸命に歌いました。群読