3年生は えぐさ先生の 原ばくが 落ちたときのお話しを 聞きました。 せんそうがはげしくなって えぐさ先生の 大すきな 音楽と美術の じゅぎょうが なくなってしまったんだって。 そのかわり 毎日 ドラムかんやロープを 運んだんだ。 運動場は おいも畑になったけど 食べるものはなかった。 原ばくを アメリカの人は「リトル ボーイ」って よんだ。 「リトル ボーイ」は,小さなかわいいぼうや という意味。 ちっとも かわいくない。ちいさな あくまだ。 原ばくを のせたひこうきは,お母さんの名前を つけたんだ。 お母さんは いのちを生み出す人なのに なのに たくさんの人のいのちをうばう ひこうきの名前にしたんだ。 原ばくは はじめは 光球になって 次に 火球になって それが きのこ雲になった。 広島市には なあんにもなくなった。 せんそうなんて このよに なかったらいいのに・・・ 山根さんとしんちゃんに 「しんちゃんの三輪車」のお話しを聞きました。 ほしかった 三りん車が やっともらえたのに しんちゃんは しんで しまいました。 清水さんは,木村さんの 手紙も 読んでくれました。 原ばくで やさしいお母さんとお姉さんを なくしました。 家族をなくすということは とても つらいと 思います。 わたしは かなしさに たえられないと 思います。 わたしも お母さんが いなくなったら ねむれません。 せんそうというものはおそろしくて かなしみが 生まれるものだと 思います。 せんそうなんて 一生やりたくない。 せんそうが おこりそうになったら 「せんそうは やめよう。」 と 大きな声で いいます。 |